クリスマス会その2
12月24日午後に
小学生を中心としたクリスマス会を開きました。

昨年から、プログラムの挿絵は
生徒さんから募集しています。
今年も小4のMMちゃん、YSちゃんが書いてくれたので、
それをスキャンして、貼り付け作成しました。

プログラムは個人演奏として、
クリスマス曲を1曲、好きな曲を1曲。

クリスマス時期に、クリスマス曲のレパートリーを持っていれば、
どこかで、役に立つのでは?とか、
練習を聴いている、ご家族もクリスマス気分になるかしら?と
私の思惑があります(笑)

今年はかわいいメモ用紙が手に入ったので、
みんなの演奏にみんなでコメントを書くことにしました。
ただし「良いところを見る」という条件で。

12月に入会して、まだ、数回しかレッスンを受けていない、
3歳のIRちゃんも参加してくれました。
ミフィーのピアノ絵本から「じどうしゃ」をCDに合わせて演奏。

昨年、入会して、一年前には「ジングルベル」をやっと弾いていた、MKちゃんも
今年は、「We Wish You a Merry Christmas」を弾いてくれました。

みんなそれぞれ、自分のペースでがんばっていたと思います。

それから、私のお話と演奏で
「あたたかいおくりもの」



その1のクリスマス会では短めに編集したのですが、
今回はお話をフルバージョンで語りながら、
お話に合わせて、6曲、クリスマスの曲を弾きました。

みんな、私にもメモ用紙にコメントを書いてくれて、
私にとっても大切な「贈り物」になりました。

それから、恒例のゲーム大会!
8人でできる、盛り上がるゲームと言えばこれ



009_20091226120018.jpgこのオバケの目がでたら、オバケが動きます。
008_20091226120005.jpgこのおばけにつかまらないように自分のコマを動かすのですが・・・

思いのほかオバケの進みが速く、
みんなできゃ~きゃ~行って逃げました。

お土産に  Vanillekipferln(バニッレキプフェルン) 
みんなに少しずつおすそ分けして、終わりにしました。

さ、また、来年のレッスンまで、さようなら

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[2009/12/26 11:44 ] | レッスン | コメント(0) | トラックバック(0)
Vanillekipferln(バニッレキプフェルン)
Vanillekipferln(バニッレキプフェルン)
ウィーンでアドベント(クリスマス前の4週間)の期間に焼かれるクッキーです。
ドイツに留学していた方も、知っていたので、
きっと、ドイツ語圏内では定番のお菓子かもしれません。

バターがたっぷり入った、雪のように粉砂糖がまぶしてある
三日月型のお菓子です。
ウィーンでこのお菓子がリボンでクリスマスツリーにつるしてあるのを見たこともあります。

この、粉砂糖がVanillezucker(バニラツッカー)と言って、
バニラの香りがする粉砂糖。
日本にはなかったのでずっと焼くのをあきらめていたのですが、
最近では通販や東急ハンズなどで、売られているようです。
私はというと、粉砂糖を瓶に入れて、バニラビーンズを入れ一週間待つと、
香りがつくことを知り、これを使いました。

このレシピも各家庭で違うようで、
バニッレキプフェルが上手に焼けるのも良い奥さんの条件と聞いたことがあります。

私がウィーンの知り合いのクリスティーナおばさんに教わったレシピには
卵を使わないタイプのものでした。
毎年子どもや孫のために500個も焼くと言っていました。


焼きあがって熱いうちに粉砂糖の中に入れます。
008.jpg

この三日月型。
実はオスマントルコのウィーン包囲の際、
トルコ軍の旗についていた三日月のマークを見て、
パン職人がパン生地を三角に巻いて作ったのが始まりと言います。
初めはクルミなどが入っていたそうです。
ウィーンではクッキーでもパンでもこの形のものを
キプフェルンと呼んでいたと思います。

あのマリーアントワネットがフランスに嫁いだ後、
ウィーンで食べたキプフェルが食べたくて、命じて作らせたそうで、
これが、フランスのクロワッサンになって、残っているそうです。
クロワッサンという言葉は1900年初めにフランス語に出てきたそうですので、
意外と新しい言葉だったのですね。

アントワネットはたった一人、異国の地で、
どんな思いで母国のキプフェルンを食べたのでしょうね。



[2009/12/26 11:40 ] | 思い出 | コメント(0) | トラックバック(0)
クリスマス会その1
9月から12月にかけて、
プレコースのお友達が4人になりました。

そこで、プレコースだけの小さなクリスマスバージョンレッスンにしました。

いつものレッスンを少し。
7つの音や三つの黒鍵、
指の番号、高い音、低い音など確認したり。

そして、お話とピアノで
「あたたかいおくりもの」



私が、お話を語りながら、
お話に合わせて、4曲、クリスマスの曲を弾きました。

それから、ゲーム大会。



カラスに負けないように、
みんなで、果物をとるゲームです。
思いのほかカラスがでるので、盛り上がりました。

最後はみんなの勝ち!!

お土産にGugelhupf(クーゲルフプフ)をすこしずつカットして渡しました。

かわいい年少さん達。
来年が楽しみです。
[2009/12/17 22:39 ] | レッスン | コメント(0) | トラックバック(0)
Gugelhupf
日本ではクリスマスになると、見かけるクグロフ。
Kugelhupf

クグロフ(仏:kouglof, スイス:Gogelhopf, 南ドイツ・オーストリア:Gugelhupf)はフランスの菓子です。
あのマリアントワネット
「パンがなければケーキを食べれば」
言った時指したのはこのお菓子です。
クーゲルホップフ、クーゲルホフとも呼ばれます。
私はウィーンでこのお菓子を食べたのでクーゲルフプフと聞いていました。

もともとはアルザス地方の伝統菓子で、
クグロフ型(斜めにうねりのある蛇の目型)にスライスしたアーモンドや
乾し葡萄をいれて焼き上げたブリオッシュだそうです。

オーストリアでもどの家庭でもクグロフ型があって、
クグロフ型で焼いたパンは全てクグロフとよぶようです。
そして、どの家庭にもその家のレシピがあって、
それぞれ味が違いました。またそのレシピはお母さんから娘に伝える物らしく、
なかなか教えてもらえませんでした。

ウィーンでお世話になったおばさんにやっと教えてもらいました。

プレコースのクリスマス会お土産にと
久しぶりに焼いてみました。
そうそう、これです、あのクリスティーナおばさんが焼いてくれたクーゲルフプフ。
一番シンプルなものですが、おやつにも朝のパン代わりにもなる飽きの来ない味です。
イーストを使うタイプの物もありますが、こちらは粉とベーキングパウダーのもの。

ウィーンやザルツで地方から勉強に来ている子が
週末家に帰ると、月曜日にGugelhupfをかかえて戻ってきます。
朝食に切って食べていました。おふくろの味なのでしょうね。
無理言って、味見させてもらいましたが、みんなそれぞれ味が違いました。

フランスに亡命したポーランド王スタニラス・レクチンスキーや
ルイ16世の王妃マリー・アントワネットの好物だったのは、
きっとブリオッシュタイプのものでしょうね。
[2009/12/17 22:35 ] | 思い出 | コメント(0) | トラックバック(0)
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