秩父のミューズパーク音楽堂に 同じ門下生の鈴木啓三氏の リサイタルを聞きに行きました。
前日の雪が秩父には残っていましたが、 お天気が良かったので、助かりました。
プログラムはオールショパン。
ノクターン遺作 バラード1番 エチュード エオリアンハープと別れの曲 2つのマズルカ スケルツォ2番
休憩の後は 雨だれの前奏曲 英雄ポロネーズ
そして、最後にチェリスト谷口賢紀氏と チェロソナタ
アンコールにチェロとデュオで ノクターンOp9-2
どれも素晴らしいえんそうだったのですが、 特に、英雄ポロネーズが最高でした。 中間部のオクターブの完ぺきなコントロールの上に 音楽性にあふれた右手のメロディ。 素晴らしかったです。
ショパンのチェロソナタは初めて聞きましたが、 美しいショパンらしい作品。
そして、アンコールのノクターン。 チェロの奏でる極上の音色のメロディの美しいこと。 それにこたえるピアノの音色の素晴らしいこと。
涙が出そうなくらい美しい音楽でした。
帰りに歩いていて ずっと頭の中にショパンの音楽が鳴り響いていました。
お教室の生徒さんMくんとお母さんも聞きに来ていました。 小学校1年生のMくん最後までしっかりと聞いていて、 帰りに啓三さんに握手をしてもらって、嬉しそうに帰って行きました。
生の演奏を聞くことも、大切ですが、 生の演奏に感動することはもっと大切で、 ステキな経験になったと思います。
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