元旦にテレビでウィーンからの生中継の ウィーンフィルニューイヤーコンサートを 見ていました。
時おり映る、ウィーン市内の様子を見ていて、 しばらくご無沙汰していたシュナイダー夫妻に 手紙を書こうと思いました。
ウィンナーワルツを聞きながら、 辞書を片手に書いていたのですが、 思い立って、FAXで送ることにしました。
原稿をセットして、 国際電話で国番号と相手の番号をダイヤル。 クリスティーナ叔母さんが出たのを確認してFAX送信ボタンを押します。 ところが送れずに切断。
2回目に電話をすると、 今度はウィルヘルムおじさんの声。 送信ボタンを押すと切断してしまいます。
3回目トライ。 また切断。
4回目・・・ またウィルヘルムおじさんの声。 思わず、受話器を取って、話しかけてしまいました。
久しぶりのドイツ語。 準備をしていなかったので、 「明けましておめでとう」と 「こちらはみんな元気」ということ 「FAXを送っているけれど、送れない」と話すのが精いっぱい。
おじさんはやさしい口調で、 「もう一度やってみて、受け取ってみるから」というので 一度電話を切って、もう一度かけなおし、 無事にFAXを送りました。
電話を切ってから、 ああ言えば良かった、 こんな話もすれば良かったと 頭の中をドイツ語がぐるぐるしてしまいました。
今年はドイツ語を、もう少し話せるように 勉強しなおそうかしらと思いました。
しばらくして、FAXのお返事がきました。
また、お手紙を書くことにします。
|