先日、とあるところで、
調律師の方のお話を伺う機会に恵まれました。
ピアノの構造、歴史に精通している方で、
その体験からのお話を聞くのはとても楽しい時間でした。
また、戦争中に戦火に遭ったピアノたちが
どんな叫びをあげて焼けて行ったかというお話は、
胸をうつもので、想像しただけで、涙が出そうになってしまいました。
モーツァルトやベートーベンの使ったピアノの違い、
スタインウェイとベーゼンドルファーの歴史の違いなど、
演奏するものにとって、謎だった部分が
「あ、そうだったのか!」と納得。
こちらは、ベーゼンドルファーの中身の一部。
鍵盤を押すとハンマーがどうやって上がっていくのかが良く分かります。

家に帰ってから、
自分のグランドの中を開けて改めてまじまじと見てしまいました。
300年くらい前から、進化をしてきたピアノ。
そして思ったことは
「やっぱりピアノが好き」