昨日、プライベートな集まりで、
ヨアンナ・ドマンスカ教授に来ていただき、
お話を伺う機会に恵まれました。

カトヴィツェ音楽院でヤシンスキー教授のクラスから首席で卒業。
ロン・ティボー国際コンクールやカーサグランデ国際ピアノ・コンクールなど
数々の国際コンクールでの受賞歴があり、
ショパンだけでなく、ブラームスやモーツァルト、シマノフスキーにも定評のある方です。
ショパンの奏法について、
フレーズ、ルバート、ペダル、カンタービレなど、
項目に分けて、分かりやすく、お話してくださいました。
何より、ショパンのたくさんの曲を弾きながらのレクチャー。
百聞は一見にしかずというけれど、
そうではなくて、一耳瞭然! 美しい音色と素晴らしいバランスのルバート。
なんとなく~っと思っていたものが、
はっきり理解できました。
とくに、ショパンを「ブラームス風に弾くとこうなるのよ」と弾いてくださったのには、
思わず笑ってしまいました。
本当にブラームスに聞こえるんだもの。
目の前で、間近で(参加者12,3人だったから)
たくさんのショパンが聞けて、ラッキー♪
ショパンを弾く時に
ずっと目の前で曇っていて理解不能だった部分がクリアになりました。
さっそく家に帰ってから、ショパンを取り出しましたが、
すぐにできるものではありませんね・・・
しかし・・・ポーランド語
単語の断片すらわからないので、宇宙語のようで(苦笑)
通訳の方のお話に耳を傾けたわけですが、
ドマンスカ先生の快活な声と話し方が、耳に残りました。
ドマンスカ先生のシマノフスキーのCD