前回の佐々木邦男先生からの課題である
「楽典のテストを作成する」 を
必死で書き終わり、それを持って巣鴨へ

会場の中に入ると、「!!!」
グランドピアノの手前にあるものは?

なんとこれ、チェンバロではありません
クリストフォリのピアノのレプリカ 1709年にイタリアのクリストフォリが作ったピアノは世界に3台残っていますが、
その中のライプチヒにあるものと同じものを日本のチェンバロ製作者の久保田彰氏が
再現して作り上げたもの。
巣鴨の東音ホールに持ってくるのにエレベーターに乗せられなくて、
今日の講座のために、あの階段を運び入れたそうです。
今日の講師は
武田真理先生テーマは「ピアノを弾くための音楽史」ピアノの歴史から音楽史の話。
そして、このクリストフォリで、
その時代のバッハ、ハイドン、モーツアルト、ベートーベンの初期のソナタなどを
弾きながらの講座。
クリストフォリは本当に軽い音。
弦は1本(現代のピアノは3本張ってあります)
平行に張ってあります。

鍵盤も軽く、6mmしか深さがありません。
300年前のこの時代に生きた作曲家たちは
このピアノの音を聞いていたのだと思うと感激してしまいました。
最後に武田真理先生が
「せっかくだからみなさん弾いてからお帰りになってね」
とのことだったので、触らせてもらいました。
奇妙なタッチ・・・というのが感想です。
不思議な感触でした。
そして、モーツアルトやハイドンの曲を
「軽ろやかに弾く」ことの意味が、
実感できました。
今日の宿題はレポート800字で提出です(冷や汗)